まにまに (資産運用と趣味(映画/本/旅行)の記録)

20代女が書いています。資産運用はドル建て保険、投資信託(つみたてNISA)、wealthnavi、外貨普通預金(ユーロ、ランド)に分散させて行っています。それぞれの状況のレポートや、その他不労所得(ポイント、クレジットカード)の情報発信が出来ればと思います。また良かった映画、本、旅行に関しても記録をしていきます!

国家公務員を退職した話

震災から10年。自分の気持ちも整理しておきます。

自分は当時高校2年生で、建物とか街とか好きだから建築学科かなーとぼんやり思っていました。
でも震災で、多くの人の当たり前の暮らしが奪われて、自分はその様子をテレビで見ていることしか出来なかったのが悔しかった。自分は理系に進んだのもあって、社会インフラを支える勉強をして世の中の役に立てる人になりたいと思い、土木の世界へ。
勉強してみると、構造計算などハードの勉強よりも交通計画や経済学の方が面白く、空間経済学の先生の研究室へ。また学部の時にはマレーシアにも留学し、日本の技術力の高さや世界からの信頼感に触れ、日本企業が技術を武器に今後も世界で活躍出来るような環境作りに貢献したいと感じました。
英語はツールでしかなく、自分の武器を手に入れたいと思い修士に進む。研究は楽しかったけれど、その先を考えた時には、自分には何かを突き詰めて考えていく仕事よりも人との調整の方があってるなと。
そこで、国富の拡大をミッションに掲げ、国内国際の企業活動のために働く経産省へ。国際周りの仕事に約3年携わりました。そこで働く人は本当に皆さん優秀で魅力的で、一緒に働けて幸せだった。でも自分の仕事や上司の仕事が面白いとか面白そうとは思えなかった。スケールが大きすぎて、異動スパン短すぎて、仕事の成果が見えなかったからかなと。あと単純に外圧(米政権)で色々難しい時期たったのと。まあこれ以降の部分は割愛。

転職先は製造業DXと製造業への再エネ普及を進めるベンチャー。転職を決めた理由は、経営者の事業の軸が日本の未来のためになるかどうか、お客様の為になるかどうかだったから。この会社で日本の基幹産業である製造業をデジタルにアップデートして、世界で戦える産業に伸ばしていきたい。

こうやって書き出してみると、分野は変わりつつも、やりたい事は社会への貢献度が高いと感じられることで、やってることは調整業務で、それぞれ変わってない。
土木とは少し違う分野にはなったけれど、自分で経験を積み上げてきた中で、世の中に貢献出来る実感のある仕事をできたらなと思います。