52ヘルツのくじらたち(210516)
今年の本屋大賞、それぞれ心に傷を負う孤独な女性と少年が心を通わせていく物語。虐待・差別・裏切りとかなり重いテーマも扱われているけれど、友情や信頼の要素もあり、読んだ後には明日からまた頑張ろうと、少し元気をもらえる話。
多くの方が書かれている通り、結構つらく涙ながらに読む場面もあったので、読む場所には注意!
あと小説は時間をまとめて取って、一気に読むのが良いなと改めて思った。
また映画もよいけどやっぱり小説って、自分で景色や人物の表情を想像して楽しめるのが良い。最近映像作品を見る事が多かったけど、日本語の美しさを味わったり、読みなれない言葉を勉強したりするきっかけになるから、やっぱり日本語は本で楽しみたいな。