2020年観た映画(リスト化と一言感想)
コロナウイルスの蔓延防止のため4月8日より緊急事態宣言が発動され,不要不急の外出は控えるようにと政府からお達しがあり,極力自宅で過ごす毎日が続いています.
まず在宅勤務について,最初はコミュニケーションを取りづらかったり,ネットワークが不安定などでストレスに感じていた時期も2週間くらいありました.しかし現在は,以前のコミュニケーションの多さには良さを感じつつも,それがなく顔を合わせられない状態に順応すると,それはそれで楽だとも思います.自分のペースで仕事出来るし.ただやっぱり生産性が落ちているという自覚はあり,(実際,在宅勤務は管理職はそこまで生産性が落ちないものの,若手(業務のプレイヤー)は3割近く生産性が落ちる研究もあるようです.)これからどうモチベーションを保ち,生産性をキープしていくかというところは課題だなと思います.また,もともと苦手だった人に説明するという仕事のスキルアップをどうやって図っていくか,,
まずい,仕事のことを書いたら長くなってしまいましたが,前述の仕事のもやもやを晴らす意味でも,たくさんあるおうち時間を充実させるためにも,最近は映画を観る事も多かったのでジャンル別に記録しておこうと思います.まずはアニメ編.
〇 鬼滅の刃(アニメ シーズン1@Amazon prime)
2019年から社会現象と言われるほど流行しているアニメ.大正時代(?),人の血を食べて生きる「鬼」が世の中に蔓延する.鬼に食べられた人は死ぬか,人を食べる鬼にされてしまう.主人公の家族も鬼に殺されてしまい,妹だけが鬼になって生き残る.鬼にされた妹を人間に戻す方法を探すため,その方法を知る鬼のボスに接触すべく,主人公は鬼を殲滅させるための組織に入り,鬼と戦っていくという話.
設定がちょっと進撃の巨人に似てるなと思ったのだけど,話の進み方は進撃の巨人のそれよりも随分明るく前進しかしない.子供から大人までに支持される理由が分かる.結構血が飛び散るようなシーンも多いけれど,努力家で心優しい主人公が素晴らしい.鬼を殺した後も,元は人間だった鬼を哀れみ,その苦しみに寄り添おうとする姿は,大人(?)の私でも見習うべき点は多い.日本の子供たちが主人公のような子供ばかりだったら日本の未来も明るいだろうなと思う.
今年の10月にアニメの続編として映画が公開される予定になっていて,とっても楽しみ!
〇 エヴァンゲリオン新劇場版:序,破,Q(AmebaVideoで期間限定公開)
これは,ストーリーを書くのが難しい.すごくざっくり書くと,「セカンドインパクト」で人類の半分が滅亡した世界.残りの人類の殲滅のため,使徒と呼ばれる巨大生命体(?)が襲来するが,それと人類が戦う話.(エヴァのファンの人に怒られそう…)2020年にこのシリーズの最終作の映画が公開されるということで,期間限定でAmebaVideoで公開されていた(~5月14日まで).
ストーリーとか相当緻密に練られていて,多分私は庵野さんが考えていることの2%位しか分かっていないのだけど,それでも面白かった.主人公の優柔不断さには途中イラっとすることもあったのだけど,中学生の複雑な心情を描いているのかなと思う.あとアニメって映画にはできない描写が出来るんだなと改めて思った.戦闘シーンや戦闘に備えてビルが収納されたりするシーンなんかは,映像化は困難なのだと思うけれど,アニメは製作者の想像の世界をそのまま表現できるという点でとても優れていると今更ながら思った.庵野さんはラピュタの製作に協力していて,巨神兵とか空飛ぶ船とかは庵野さんが担当されていたという話を聞いたことがあったけれど,それもまさにそのまま出てくる感じも見ていて面白かった.とにかく圧倒的な映像・音楽とストーリー展開で,時間が過ぎるのが本当にあっという間だった.
瞳の中の暗殺者
ベイカー街の亡霊